2月の海皇水精鱗
どもです。2月から始まった店舗代表ですが権利は取れましたか?
そんなことよりもみて欲しいのはこのグラフ。
【新投稿】WCS2018 第1期 店舗代表決定戦 代表者使用デッキ分布速報 第1週 - 遊戯王☆リサーチ https://t.co/12rzMjpjle
— 因幡うさぎ@ฅ• x •ฅ) (@178tei) 2018年2月5日
これが現代の遊戯王だ pic.twitter.com/VLPOqk1siR
海皇水精鱗はが3%もあります。
次にみて欲しいのがこの二つ。
はっちcs×嵐っぽ杯 36チーム(108名)
— はっちcs (@hatti_Official) 2018年2月10日
デッキ分布
開催地:大阪府
オルターガイスト 20
植物 19
魔術師 18
サブテラー 13
トリックスター 7
セフィラ 6
ABC 5
海皇 4
その他 16
はっちcs×嵐っぽ杯
— はっちcs (@hatti_Official) 2018年2月10日
決勝トーナメント分布(8チーム24名)
魔術師 5
植物 5
トリックスター 4
海皇 3
サブテラー 2
オルターガイスト 2
セフィラ 2
竜星 1
このCSでは使用者4人のうち3人がトナメ入りしています。また他にも様々な方が海皇水精鱗でCSで好成績を残しています。
つまり何が言いたいかというと、
海皇水精鱗が今熱い!!
ぶっちゃけると今期はどんなデッキでも上振れてしまえば勝てるのですがこれまでにないビックウェーブが海皇水精鱗には今来ています。
なぜこのようなことになっているのかを、また対戦時に警戒するべきことなどを私なりにから解説してみたいと思います。
その1 雪華の光の登場
FLAMES OF DESTRUCTION(以下FLOD)発売間近にフラゲで判明したこのカード。
最初は身内と「超重武者新規じゃん」なんてネタにしてましたがその発売日のことです。
1/13
— シーナ (@satsuchild) 2018年1月13日
東京遊戯個人
青眼先○○
魔術師先○○
セフィラ先○○
セフィラ🎲○○🐑
セフィラ後○○
セフィラ先○×○🐑
インフェエルニティ後×○○
魔術師先○○
8ー0
優勝!
雪花水精鱗! pic.twitter.com/6a7MO47YyY
正直かなり衝撃的でしたがこの構築めちゃくちゃ強くて、そもそもモンスターで戦うタイプのテーマなので雪花の光はめちゃくちゃ相性がよかったです。何と言っても引きたくないモンスター(主にジェネクス・コントローラー)をデッキに戻すことをできるんです。また単純にハンドの枚数が多いほど動ける幅がかなり広がるので全てが噛み合っています。アビスケイルとはなんだったのだろうか…。
また雪花の光の登場によって変化したのは構築の型で、以前までの記事をみてもらえるとわかると思いますが、今までフルモンはおそらくなかったと思います。ただこれによってほぼフルモンの海皇水精鱗がめちゃくちゃ強いということがわかったのはかなりでかいです。
そしてこのような構築が現在の海皇水精鱗の構築の主流となっています。
その2 ソリティアとお手軽ハンデス
FWDが無制限の時からあったソリティア。しかしそのFWDは制限になってしまいそのルートは使用不能となりました。しかしFLODでの新規テーマのトロイメアの登場、
またハリファイバーからのサモンソーサレス、
特にサモンソーサレスはかなり使用し、海竜族ならネプトアビス、水族なら鬼ガエル、機械族ならローズニクスあたりを主に出すと思います。サモンソーサレスは効果を無効にしてSSするのですが、ネプトアビスはコストを落とせる、鬼ガエルは召喚権を増やさずに手札に戻せる(手札に戻すのはコストなので効果無効なのは関係ない)、ローズニクスは墓地に落としてから効果を使うので効果無効はそこまで関係ないです。
また置き物としてかなりの性能を誇るサラキアビス。
要はリンク召喚とかなりうまく適応できています。なので妨害がなければソリティアへ、妨害があればサラキアビスにへと誘発に対してこれまでに比べてかなり強くなっています。
例 ディニク + 竜騎隊
1)竜騎隊をコストにディニクアビスの効果を起動。
この時にGを発動され通した場合2)へ、GがないもしくはGを止められた場合3)へ
2)ディニクアビスで下級水精鱗、竜騎隊でネプトアビスをサーチ。その後ネプトアビスをNSし重装兵をサーチし、ネプトアビスとディニクアビスでサラキアビスをLS。
3)ソリティアルートへGO。仮に竜騎隊でディーヴァをサーチしNSして効果にうららを投げられた場合ディニクとディーヴァでサラキアビス。
みたいな感じで妨害されてもそこからサラキアビスにまで繋げてしまえば結構どうとでもなります。その場合Gを発動されたのなら2ドローまででサラキを出すようにすることを意識しましょう。
またネプトアビスと水属性一枚からサラキアビスとムーラングレイスを出したりもできます。
手札の水属性と竜騎隊をコストにメガロアビスをSS。竜騎隊の効果でムーラングレイスをサーチ。
ネプトアビスとメガロアビスをコストにサラキアビスをSS。墓地に水属性が五体なのでムーラングレイスをSS。
★墓地のローズニクスを除外して水晶機巧トークンをSS。水晶機巧トークン一体でリンクスパイダーをマーカー先にモンスターがSSできるようにLS。リンクスパイダーの効果でコントローラーSS。
★リンクスパイダーとコントローラーでハリファイバーLS。ハリファイバーの効果でオライオンをSS。
★オライオンとハリファイバーでサモンソーサレスをLS。オライオンの効果で幻獣機トークンをサモンソーサレスのマーカー先以外にSS。
サモンソーサレスをウンディーネ対象にしてデッキからウンディーネ以外の水族モンスター(鬼ガエルがベスト)をSS。
サモンソーサレス、幻獣機トークン、ウンディーネ、水族モンスターを素材にLS。
その3 想定するべきテーマやカード
今期は上のグラフの通りここ数年ではないくらいの良環境なので「これさえ対策すればいい」というのは一切ないですが流行りをいかに対策できるかはすごく重要です(当たり前)。なので個人的に思うこれは対策した方がいいんじゃないかなというのをいくつか紹介します。
注:あくまで個人的な意見なので鵜呑みにしすぎないでください。あくまで個人の考えです。足りないこともあるかと思います。あしからず
・ オルターガイスト
正直先行ワンキルをのぞいて一番当たりたくないテーマ。裁定が強すぎる。海皇水精鱗を使ってて嫌なカードは以下のカード。
メリュシュークとシルキタスはサラキアビスのリクルート効果を使わせないまま除去できるカード。メリュシュークはバトルフェイズに入ったら躊躇なく重曹兵を投げつけましょう。というか投げつけさせられてると言った方が正しいですね。プロトコルは海皇水精鱗に限らず全ての相手が苦しんでいる一枚。このカードが表の時にうららを投げるなんてプレミはさすがにしないでくださいね。とにかく早く除去しましょう。
メタカードの例
羽箒などのバック除去・レッドリブート・バハルストスF・SPYRALーダンディなど
ここで紹介したいのはバハルストスF
このカードはサイチェンの時に雪花の光を抜かない場合おそらく必須となるカードで、手札で発動する効果なのでSSと魔法罠除外は一連の処理なのでスキドレなどは効かないし破壊から魔法罠除外の間にチェーンなどはできません。なので卑怯な話プレミさせることが狙えたりもします。またダブった場合も破壊された方でリクルートして強いのはこのカード、
いらない誘発を捨てて相手のモンスターを奪えるし普通に打点としてもかなり優秀です。
リブートやツイツイなどのカードは最近賄賂がサイドから積まれることが多いのでリブートを過信しすぎるのはよくないと思うのでその辺は注意です。
・魔術師とセフィラ
Pメタをすれば基本的におっけーですが、どこに妨害を当てさせるかを考えながらプレイすれば大丈夫です。ただ魔術師の場合重装兵で破壊するとアストログラフを出されると思って行動した方がいいと思います。なのでワンキルを狙いに行く際は注意してください。また魔術師を見る場合はアビスマンダーをメインに入れてVFDを狙うなんてものもあります。
セフィラは今期当たってないのでなんともですが魔術師は比較的にまだ戦いやすいと思います。
・トリックスターとサブテラー
バックが強くスケゴでリンク召喚のゴリ押しをしたりと動きは違えど警戒することは基本一緒なのでまとめて説明します。サイドチェンジではバック除去が絶対欲しくなりますが一番対策しないといけないのはこのカード
メガロ、もしくは対策札がない場合は時間が勿体無いのでサレンダーするのが丸いです。またサイドチェンジの場合この二つのテーマに限らず、スケゴを使うテーマ、メタビなどの場合は、特に先行の場合必ずメインに入ると思ってサイドチェンジをしてください。(ちなみに私は青眼にボーダービートをされてスト負けしたことがあります)
このカードは単体でカードを見るなら海皇水精鱗にめっちゃ強いので壊獣や無限泡影は確実にメインもしくはサイドに積んでください。このカード1枚にマッチが負けるなんてことざらなので本当に警戒してください。
・恐竜竜星
竜星のタイミングを逃させるのが難しくなったので以前より少し戦いにくいです。ただ召喚獣が入ってる場合以下のカードに注意してください。
これもボーダーと一緒で一枚で詰むパターンのカードです。
またボウテンコウでリフンを落としている場合ボウテンコウのリクルートからアーデクを作られる場合があるのでそれも注意してさい。ただボーダーやカリギュラよりは処理しやすいのでまだ楽な方です。
この辺はボーダーと同じような対策で大丈夫です。また恐竜竜星は深淵も出すのでどちらかというと壊獣よりも無限泡影が欲しくなります。
・彼岸
最近は少なくなってる印象なので特別対策する必要はないかと思いますがあえてするならDDクロウとか深淵など、あとはベアトを破壊以外で処理したいので壊獣やトロイメア・ユニコーンでしょうか。ファーファレルは鬼ガエルに当てさせてやりましょう。
・植物やABCや海皇水精鱗
はじめ二つは祈るしかないんじゃないのかな?w
さくらでFWDやサモソを抜いてワンチャン。水精鱗ミラーの場合はサラキアビスをどうやって除去するかなのでトロイメア・ユニコーンやニンギルスやヴァレルロード、またさくらで抜くなどがいいんじゃないんでしょうか。
またバックが厚いテーマは激流葬が飛んでくるかもしれないというのは考えておいてください。なのでやはりバック除去は必要不可欠です。また墓穴も飛んでくるのでその辺りはうまいことガエルパーツを使って妨害を使わせていきましょう。
その4 その他
最後に細かいことを少しだけですがまとめておきます。
・基本的に海皇水精鱗関連のカードはダメージステップでも発動できます(海皇のコストにされた時の効果や下級水精鱗・鬼ガエルのNS・SS時の効果)。
・バトルフェイズに攻撃・ダメージを与えた場合でもバハムートシャークとスターシップ・ギャラクシー・トマホークの効果はメイン2に起動できます。
・召喚権の話
これは海皇の重装兵の公式データベースのQ&Aのページです。
基本的に鬼ガエル、重装兵、トロイメア・ゴブリンは召喚権を増やす効果なので重複しません。ですがその増やした召喚権を行使する前なら、他のカードの召喚権を増やす効果は発動できるものとなっています。また複数の召喚権を増やす効果が発動している場合どれか一つを適用することとなっています。
例(全て通常の召喚権を使ったものとする)
トロイメア・ゴブリンの①効果発動後に鬼ガエル③効果は発動できる。
トロイメア・ゴブリンの①効果発動後にその召喚権を使って鬼ガエルをマーカー先に召喚、その後鬼ガエルの③効果は発動できない。
トロイメア・ゴブリンの①効果発動後にその召喚権を使って重装兵をマーカー先に召喚した場合重装兵の永続効果で海竜族モンスターを召喚することはできない。
トロイメア・ゴブリンの①効果発動後に鬼ガエル③効果は発動し、その後トロイメア・ゴブリンのマーカー先にモンスターを召喚した場合、鬼ガエルの効果でガエルモンスターを召喚することはできない。
参考にしたのがこちら(因幡うさぎさんの解説サイト)です。一度読んで見ると勉強になるのでおすすめです。あともしこの説明が間違っていた場合はコメントしてもらえると助かります。
こんな感じでこのページは終わらさせていただきます。
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